毎月手にする「給与明細書」。Aさんは今まで「手取り額」しか見ていなかった。ある時、〝しくみがわかれば働いて幸せになる〟研修に足を運んだ。たくさんの発見があった。

一番の発見は、自分の気持ちが「もっと働きたい」とかなり前向きになったことだった。

給与明細書には色々な項目と金額が印刷されている。基本給、時間外手当、社会保険料…。会社や団体は税金を納めることで国とつながり、従業員も税金(所得税)を源泉徴収の形で納め、国とつながる。所得に応じた雇用保険料や健康保険料では、会社や団体が従業員の納める保険料と別に、会社・団体の負担分を納めていることも知った。

会社がA君一人のために国などに納めるお金も含めて支出する金額は、A君の手取り額の1.5倍くらいになると聞いて、会社にそんなに世話になっているのなら「仕事、もっとがんばらなきゃ」と思ったという。

A君のやる気を駆り立てたのは、国や企業、給与のしくみから物事を見ることを教えてくれる先生で、日ごろは給与の設計をしたら、給与計算の委託を受ける会社の社長。

その社長から聞いた「給与」をめぐる想い・苦心、働く人から聞いた「給与」「働き方」について想いや不満も聞いた。

「給与明細書」をチラッと見るだけで済ませていたA君は、そこに会社のきめ細かな対応が数々表現されていると聞いて、来月からきちんと見ようと思ったと言う。

春、多くの企業や団体が新人を迎える。新人教育を、2、3月からスタートするところもあれば、4月から数カ月綿密に実施するところもある。そうした研修の一コマとして、単に「給与明細書」はこうです、という話でなく、その背景にある仕組みや込められた想い、そんな観点からの見方、会社や自分が給料を通して国のさまざまな制度につながっていることを知ることはとても重要なことのように思う。

新入社員・若手社員が、働くことの意識や責任感をしっかり持ってモチベーション高く仕事に向かうことは、本人にとってプラスなだけでなく、企業や団体にとっても非常に重要なことだろうと思う。「給与明細書から見える社会と自分」といった研修は、新人・若手教育に欠かせないテーマなのではなかろうか。

A君が国と会社と自分のつながりを再認識し、働く意欲を高めたセミナーの経営者・幹部向け体験会がある。
8月5日(金)に京都で開かれる。

【経営者・幹部向】会社の愛・経営者の愛が伝わる
『自立型新入・若手社員フォロー 体験会』

会場は、ingサロン(株式会社エンパワーズ・ing内)
京都市下京区四条通新町東入ル四条烏丸大西ビル6階、電話075・229・6156

申込先はホームページから、http://empowers-ing.co.jp/archives/888

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